今月刊行の『春風コンビお手柄帳』、『お下げ髪の詩人』(幻戯書房)の

装幀画を描きました。「生誕百年記念刊行」とのこと。

小沼 丹は1918年生まれ。

時代柄でしょうか、軽井沢が舞台になっている物語が多くあります。

(読みながら宮崎駿の映画「風立ちぬ」を思い出しました)

1950年頃に書かれたものですがとても読みやすい短編集です。

使われている言葉が美しくて、明治や大正生まれだった祖父母と話しているような、

懐かしい思いで読みました。

ブックデザインは緒方修一さんです。


小説推理8月号(6月27日発売)から、伊吹有喜さんの連作小説「犬がいた日々」に

挿絵を描いています。

三重県の高校が舞台になっています。その学校に通うある時代の高校生たちと、

コーシローの物語(コーシローが誰なのかは、ぜひ小説をお読みください)。

連載の第一回目は、昭和63年から平成元年になった年のお話です。


伊吹さんの小説に登場する人々は、ひかえめだけれど静かな強さと優しさを持っていて

読んだ後には、心がやわらかい布でくるまれたような気持ちになります。

不器用で苦しかった18歳の私に、この小説を手わたしたい。

ぜひお手にとっていただけましたら嬉しいです。

ギャラリーハウスMAYAでの展覧会が終わりました!
天候にも恵まれ、連日暑いなかを、たくさんのかたにお越しいただきました。ほんとうにありがとうございます。

およそ10年ぶりの展覧会でした。
はじめてお会いするかた、久しぶりにお会いするかた…いろいろなかたとお話しできてうれしく思いました。

わたしの絵は、観る人が自由に観てくれたらと願って描いています。だから「こう観て欲しい」という意図や正解のようなものはありません。
会場にいるとき、絵を観たかたが想像したストーリーを話して下さることがありました。それを聞かせて頂くのは、とても楽しい時間でした。

また遠くから応援していただいたかたもいらっしゃいます。そのお気持ちがほんとうにありがたく、大きな励みになりました。気にかけてくださり、ありがとうございます。

絵を描き続けていて、それを観てくださるひとがいる。
いろいろなかたに背中を押して頂いた一週間でした。

これからもまたどこかで絵をご覧いただけるようがんばります。

展覧会はじまりました!
初日は晴れて暑い一日となりました。
今回は、過去の仕事で描いた装幀画を3点展示しています。
そのほかの絵は、今年描いた新作です。
月、火、水、金、土曜日は、終日ギャラリーにいますので、お気軽にお声かけください。
木曜日は所用のため不在になります。

装幀画を描いた本も置いてみました。ぜひ本も手にとってご覧ください。
お待ちしています!

2018年5月14日(月)から5月19日(土)の期間に

ギャラリーハウスMAYAで展覧会をします。

「さがしもの」

ひさしぶりの展覧会となり、緊張しています。

現在、試行錯誤(紆余曲折?)しながら制作しておりますので

ぜひ足をお運びいただき、ご覧いただけましたらうれしいです!

「赤毛のアン」は何度も読み返している本です。

アンとダイアナ。そしてマリラとマシュウ、リンドのおばさんや個性的な隣人たち。とおいカナダのプリンスエドワード島にすむ登場人物たちがとても身近に感じられました。

冬、ヨーロッパ。それだけ決めて、描いた絵です。

イメージとしては『雪の女王』にでてくる仲良しのふたり。

ふたりいっしょならば、こわくない。